
満月と新月の夜に玄米甘酒1杯だけのプチ断食など、月を意識する知恵がぎっしり。
『マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行』(ムスビの会刊)で人気の岡部賢 二さんの本です。
「ダイエットというと、やせることばかりが注目されていますが、本来のダイエットとは、太り過ぎたりやせすぎたりした体を適正なバランス状態にもどす 養生法をいうのです」とこの本の「はじめに」に書かれていますが、ダイエットの直訳 は「健康のための食事」「食事療法」だそうです。
この本では、万人が健康で楽しく暮らすための知恵として、満月と新月の夜に玄米甘酒 1杯だけのプチ断食と塩を入れての入浴をすすめています。
月に2回でも年間24食抜くこ とになるのですが、これによって8日間断食したのと同じ効果が得られるとか。通常は 体内酵素の80%が消化吸収に使われ、あとの20%が解毒・修復に使われるところ、食べすぎの人の場合は90%が消化吸収に使われ、解毒や修復が間に合わなくて病気になって いきます。
それが断食をすると、すべての酵素が解毒と修復に使われるので、体質の改 善になるのです。
サイズ 18.2×13×2cm
出版年月 2008年11月13日
【著者プロフィール】
岡部 賢二(おかべけんじ)
日本玄米正食研究所所長。
フードアンドメディカルコンサルタント。
大学在学中に渡米 し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。
日本の伝 統食が最高のダイエット食と気づいたのち、「正食」と出合い、松岡四郎氏(正食協会 元会長。世界にマクロビオティックを広めた桜沢如一氏の直弟子)から指導を受ける。
正食協会講師として活躍後、2003年、福岡県の田舎に移り住み、日本玄米正食研究所を 開設。農業の勉強のかたわら、マクロビオティックの講演やプチ断食セミナーで全国を 回っている。
05年、「ムスビの会」を発足。06年、セミナーハウス「四季の舎ながいわ 」を開校し、マクロビオティックレストラン「ながいわ郷ムスビ」をオープン。趣味は 畑仕事。著書に『マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行』(ムスビの会刊) 。